青戸〜立石エリアを散策♪
「ぴたっとかつしか!」『かつしかFMキャラバン隊』のコーナー
今日は、青戸〜立石エリアにあるお店をグルグル回りました
まず始めにお邪魔したのは…青戸1丁目 せんべい・あられ製造、販売の「淡平(あわへい)」さん
明治17年創業のせいべい製造工場この建物は戦後に建ち、
こちらの建物は創業当初からそのままの形です
5代目の代表取締役 鈴木さんにお話をお伺いしました。
お煎餅ができるまで…ということで工程を説明していただきました。
約60年使われている米をつく機械
ついた生地をかたどって、乾かします
乾燥部屋には、煎餅が網の上に載せられてグルグルと回転し、満遍なく風が当てられます。
乾燥した煎餅を釜の中に入れて、1〜2分で焼き上げます。
きれいに焦げ目が付いて、思わずパクッと食べたくなりますね
最後に醤油漬けの工程です。
ザルをお醤油の樽の中に入れて、グルグルと回ししっかりとお醤油を染みこませます。
6代目の鈴木さんが作業工程を実践してくださいました。
お煎餅ができるまでの一連の工程をお伝えしました。
この流れで毎日工場は稼動。17種類ものお煎餅を作られています。
「激辛」という種類のお煎餅もこの「激辛」という言葉は、なんと4代目の鈴木さんが作ったそうです
今では広辞苑にも載っているこの言葉。葛飾の「淡平」さんから生まれたんですね
この煎餅は工場で販売もされていますが、店舗は神田と浜松町また百貨店で販売されています。
http://www.awahei.com/
長く大事に使われている秤もとってもいい味が出ていますね
昔からのやり方を変えず、道具を丁寧に使い続ける鈴木さんの姿勢を拝見し、煎餅へのこだわりを感じました
5代目の夢は「昔から変わらず守り続けている文化財的な要素のある工場を見学していただける環境を整えていきたい」
6代目の夢は「全国各地に『淡平』の知名度を上げていく」
と力強く語ってくださいました。
これからの『淡平』さん、楽しみだぁ
2014−8−19