月刊「江戸楽」 編集部ブログ



月刊「江戸楽」編集部のブログを見ていたらどこかで見た様な顔が、よくよく見れば私ではありませんか。
そんな訳で気を良くして弊社HPでもご紹介です。
江戸の文化を今に伝える月刊「江戸楽」、雑誌の方も是非御高覧下さい。


月刊「江戸楽」 編集部ブログ
2015年11月18日

江戸楽交流会
11月17日、創刊7年目を迎えた月刊『江戸楽』交流会を行ないました。
編集部が日頃の皆様のご愛顧に対する御礼を申し上げると共に、
江戸楽連載陣・百選会の皆様が親睦を深めていただく集いとして、毎年行っております。

今年の会場は、上野の「鰻割烹 伊豆榮本店」さん。
不忍池を一望できる眺めのいい部屋をご用意いただきました。

開会のご挨拶は、山本海苔店の山本泰人副社長。
いつもご支援をいただいている百選会の皆様を代表し、『江戸楽』への温かい励ましのお言葉をいただきました。


美味しい鰻をいただいた後は、創刊より連載してくださっている松平定知さんの講演です。


冒頭で上野の歴史(徳川将軍家と寛永寺のことなど)について触れられ、その後、伊能忠敬についてお話しされました。
忠敬は養子となって継いだ家の商売を成功させた後、少年の頃からの夢であった天文学や測量学を学び、56歳から全国を歩いて測量して、17年かけて精密な日本地図を完成させます。
松平さんは最後に、人生において大切なのは「夢」「金」「健康」の3要素であり、どれが欠けてもいけないとお話しされました。


続いて交流タイムです。 
お店のお話、地域の話、歴史の話、趣味の話・・・と尽きることはなく、名刺交換も活発に行われました。


最後はお楽しみのクイズコーナー。
今年は、判じ絵クイズを出しました。
「判じ絵」って?という方は、江戸楽2015年2月号の第2特集をぜひご覧ください。

簡単に言うと、江戸時代に流行った、絵で見るなぞなぞですね。
これは何を表しているでしょう?
ヒントは、ある容器です。


答えは「水瓶(みずがめ)」。
水が目だから、みずがめ。
・・・いいんです。このくだらなさが、庶民が文化を謳歌した平和な江戸時代を象徴していると思いませんか。

こちらはイラストレーターの瀬谷昌男さんからの出題です。


答えは「焼酎の炭酸割り」。

こんな感じで判じ絵クイズは進みましたが、結構皆さん当てられるんですよね。すごいです。
景品は百選会の皆様からご提供いただいたお食事券、屏風、煎餅、手拭い・・・などなど、江戸楽交流会ならではの「粋」な品揃えに、会場は大いに沸きました。

数の多い景品はジャンケン大会で当選者を決めました。

あっという間の2時間、「もっと交流の時間が欲しかった」というお声もいただきました。
来年の交流会も工夫と改善を図りながら、皆様が喜んでいただける会にしたいと思います。

   2015−11−27