ウージ染め

沖縄県は昔から染物や織物が盛んなところで高い技術を今日まで伝承しています。
ちょっと考えただけでも紅型、芭蕉布、久米島紬、読谷花織、みんさー織など次々と思い浮かびます。
奄美大島は現在鹿児島県に属していますが琉球文化圏であることは確実で大島紬も沖縄の織物と考えてよいでしょう。
そんな沖縄県の新参者ですが魅力的な染物「ウージ染め」を紹介いたします。
村おこしの一環として平成元年に誕生した豊見城市の染めものです、那覇の市場通りに直営店があり癒しの在る緑色に魅了されました。
ウージとはサトウキビのこと、痛いほど眩しい太陽の下、目に鮮やかで噎せる様なウージ畑の深い緑を見事に写し取った最高傑作です。
沖縄の新しい染め物として市民権を得ることができる事をお祈りします。









市場通りの直営店



                               2009−7−21