照屋 佳信

DNAの中に無意識に刻まれる記憶がある。
民族の血とも言える、これらの記憶は無意識のうちに
本人も気付かぬ間に呼び覚まされ形になる。


                                        照屋 佳信作
照屋 佳信作 マカイである。
照屋氏の陶工としての人生は天職といえるだろう。
高台の中央に残る無作為の頭巾は17世紀 湧田の
陶工が残した癖そのものだ。
意識的に残す作家は多いが無意識の作家は少ない。

                                             湧田焼
輪廻転生 現代に生きる湧田の陶工
それが照屋 佳信である。

照屋氏は日用雑器の製作を身の上としていて、高度な技術の割には
買いやすい値段である、まさに民芸の思想を地でいっている。
ぐい飲みで500円位、茶碗や皿など高いものでも2000円位です
日々の暮らしにお一ついかがでしょうか。