琉球酒器

沖縄骨董がいかにリーズナブルか一例をあげたいと思います。
下の写真は琉球古陶磁器コレクターとして有名な翁長氏のコレクションを収めた図録ですが、ここの3ページめに掲載されている17世紀の酒器とほぼ同等の物を手に入れることができました。(一番下の写真)
注ぎ口に直しがありますから翁長氏のコレクション程の銘品ではありませんが王朝時代のエスプリを十分に感じることのできる一流品だと思います。
2万円で入手することができました、もちろん安い値段ではありません、しかし17世紀の昔に作られ壊れることなく存え今日我々の目を楽しませてくれる、いわば奇跡のような商品です。
やはり2万円ならリーズナブルと言わなければなりません。
江戸初期の初期伊万里蕎麦猪口など驚くほど高くなってしまった事を考えればなおさら琉球骨董のコストパフォーマンスの高さを感じています。
今回はもっと評価されてよい琉球骨董の巻でした。






                               2009−3−16