レオタックスK
沖縄の祖母が亡くなって家内が帰郷した。
私も是非告別したかったのだが、どうしても都合がつかず、叶わなかった。
いささか不謹慎なようだが、帰郷がてら光精堂でレオタックスKの修理をお願いするように、家内に持たさせた。
身近になったとは言え、沖縄はまだまだ遠い。
そうたびたび行けるものではないのである。レオタックスK型なのだが、うっかり落としてしまい、まったくのバカになってしまった。どこかの歯車がはずれて
しまったらしい。
機械式カメラであれば、この手の故障は簡単に直すことが出来る。
光精堂主人、又吉氏ならお手のものだろう。
その後、長男の学校行事やら家業の都合でなかなか沖縄へ行くことが出来ないでいる。
2年以上が経過している。
又吉氏から何も連絡がない。
さて、こまった。
未だに良くあてがたたず、引取りがいつになるものやら。
とっくに直してくれているのは分かっているのだが、また、連絡などいちいちよこさないところが又吉氏らしくてよい。
「鈴木さん最近こないねぇ。ま、そのうちくるサー。」こんなところだろう。
そのとおりだ、そしてこれでいい。
御主人
「そのうちいくサーネ。」