沖縄土産 20 

沖縄での法事の為、家内が久しぶりに帰郷しました。
その際の御土産がなかなかに魅力的!!
何回かに分けて沖縄土産を紹介します。


沖縄の古美術商、陶宝堂の主人金子さんとは長い付き合いになります。
季節の挨拶を欠かさない金子さんに会うのは沖縄訪問の楽しみの一つですが最近は神田本店の建て替えなど何かと忙しくお会いできない日が続いています。
先日の家内の帰郷に合わせて何か良い物を持たせてくれとのリクエストに応えてくれたのが写真の壷屋焼きです。
18世紀のひょうたん型徳利で今、
石洞美術館で開催されている館蔵酒器展「徳利と盃」で展示される18世紀のひょうたん型徳利と同等の物。
偶然にしても気分の良いものです、これは良い土産だと家内に感謝しました。
金子さんにもお礼の電話をして年内の沖縄訪問を約束しています。


壷屋焼18世紀のひょうたん型徳利



緑色を帯びた白土掛けは最近の壷屋焼に見る事が出来ません、現代の陶工が知らない原材料の採掘が過去に有ったのでしょう。 大変珍しいと感じました。

          2012−3−27

2012−3−14のブログ
石洞美術館で開催されている
館蔵酒器展「徳利と盃」で展示される古陶磁器は古美術として逸品であるばかりか骨董趣味にも通じる魅力満載の展示会です。
今回は琉球時代の沖縄の酒器も展示されていて大満足、さすがに琉球古陶磁器の中でも最上級な物をコレクションされています。
必見ですよ、4月8日まで!!御急ぎください。





湧田ひょうたん型徳利17C           壷屋ひょうたん型徳利18C

壷屋黒釉カラカラ18C               壷屋チューカー19C
                        
2012−3−14