沖縄土産 19 

沖縄での法事の為、家内が久しぶりに帰郷しました。
その際の御土産がなかなかに魅力的!!
何回かに分けて沖縄土産を紹介します。


またしても進化型のシーサーが登場です!!
こうなったらとことん集めたくなる平成生まれのシーサー達!!








                        
2012−3−22   

2011年4月10日のブログ
家内と知り合って25,6年になりましょうか、すなわち沖縄県とお付き合いさせてもらって25,6年になります。
沖縄県は短期間で大きく変貌した地域ではないでしょうか。
ローカルで南国ムードたっぷりでこじんまりしていた那覇空港は10年程前に地方空港とは思えないような大きな空港に建て替わりました。
行く度にリゾートホテルが増え続けて今では数え切れないほど、ちなみに当時はムーンビーチホテルと出来たての万座ビーチホテル位でした。
嘉手納基地周りはベトナム戦争の硝煙が未だ漂う雰囲気で、まさか道の駅ができて観光名所になるなどとは思いもよらぬ事。
そしてなんと言っても大きかったのが首里城の再建と守礼門の化粧直し。
これで観光ムードは頂点に達しました、それに加えてNHKドラマ「ちゅらさん」の大ヒットが後押ししました。
なにしろ行く度に進化していた沖縄県ですが御土産も進化しました。
正直な話25年前は何も買って帰る物がありませんでした、私が最初に東京の家族に御土産にしたものが、サトウキビの苗、黒糖、屑サンゴのキーホルダー、壷屋の湯呑み、OKINAWAと書いてあるマグカップ、こんな物です。
今は魅力的なアイテムでいっぱいですね、泡盛なんぞも実に美味しくなりました、沖縄観光の際、御土産獲得に苦労するなど昔話ですね。
そんな沖縄土産の中でも劇的に進化して本来のキャラクターまでもが変質したのがシーサー関連のお土産、実に可愛くなりました。
村上隆は自筆の本で言っています「現在の芸術を語る上で欠かせない概念がカワイイです」
写真のシーサー全部カワイイでしょ!!馬鹿にしてはいけませんよ美術史を塗り替えるような逸品かもしれません、後世の美術史家やコレクターが高く評価する物はデパートの美術部ではなくて、こうした御土産品や100円ショップに在るのかもしれませんよ。



2010年2月16日のブログ
王朝時代前期のシーシ、最近は全国区の人気を勝ち得ている琉球シーサーの御先祖様です。
御先祖様は現在のシーサーとはあまり似ていなくて、なんだか男はつらいよフーテンの寅さんみたい。
こんど行ったときは寅さんのフェルトハットを被せて記念撮影をしようと思っています。

「もしもし寅ちゃんかい?!今どこにいるんだい?え!!沖縄!沖縄なんかに行ってないで早く帰っておいで、みんな心配してんだヨ」
沖縄県立博物館中庭の公衆電話からオバチャンに電話する寅さんでした。
 






2009年5月18日のブログ
大嶺寶清作のシーサー

沖縄県立藝術大学の初代学長を務められた大嶺寶清先生のシーサーをあるお店で見つけました、御好意で撮影させてもらえました。
さすがの大作、作風も力も最上級な逸品です、大嶺さんの実力を見せつけられる思いでした。
作品も一流なら値段も一流と言うわけで軽自動車を買うくらいの覚悟は必要です。