沖縄の県民性
戦後米国支配の27年間は米国文化の浸透のために米国製品が沖縄の生活文化を支配したように、商品だけでも経済支配は可能である。
まず、人間を公務員化、教職員化すれば文化や商品の浸透は非常に早い、あとは物を供給する流通業が育ってくれれば極度の三次産業構造の経済は確立される。
以上 宮城氏の意見であるが、戦後、湯水のごとく沖縄にあふれたアメリカ製品、それによるアメリカ支配が浸透するさまを目の当たりにした面白い意見であると思う。
ここで、米国支配の27年間が、沖縄の消費行動にいかに大きな影響をもたらしたか、いかに本土との間に消費行動の差があるか、面白いデ−タを紹介する。
以下は総務省 家計調査2003年による、沖縄が日本一の消費を誇る商品リストである。
いずれも沖縄におけるアメリカ文化の浸透振りがうかがえる。
沖縄が日本一の消費量を誇るもの。(あるいは日本一である事象)
|
粉ミルク
|
食パン
|
豚肉
|
食用油
|
調理食品缶詰
|
ハンバ−ガ−
|
ベ−コン
|
魚介缶詰
|
ボ−リング
|
ティッシュペ−パ−
|
サウナ風呂
|
小学校の女性教員
|
食肉用牛生産の伸び率
|
飲食店の数
|
鉄筋造りの家
|
交通に自動車を利用する率
|
ガソリンの安さ
|
クリ−ニング利用率
|
|