工芸 望月

1月11日望月工芸店が開業した。
主に沖縄の陶芸を紹介するお店である。
私の知人が運営する店である、今後 既存の概念にとらわれない斬新な品揃えに期待している。
琉球陶器は焼酎と共に伝来した南蛮焼き締めの壷がその起源とされている。
焼酎製造 熟成に欠かせない素焼きの壷を国内生産する事がその始まりである。
焼酎はその後 泡盛と言う琉球独特の酒に進化し今日その名声は日本中に轟いている。
原始的な焼き締め陶器から脱却して今日の壷屋焼きに繋がる技術革新が起きるのは豊臣 秀吉が朝鮮より召喚した陶工が沖縄に派遣されて以降で本格的な施釉陶器が生産されるのはこの頃である。
直接には島津藩が琉球の殖産のために三名の唐津の職人を派遣したようだ。
1682年琉球王府は各地に散らばる湧田焼き 宝口焼き 知花焼き 古我知焼き 喜名焼きを壷屋に統合、ここに壷屋焼きが誕生する。
琉球は赤土の国である、九州の様に良質なカオリンが産出せずその後隆盛するの磁器生産を行うことが出来なかった。
苦肉の策として赤土を骨格に白土を化粧がけした陶器が生まれる、これが今日独特な作風を誇る壷屋焼きなのである。
日本国は東西南に広く多様な文化が育まれた、それらを偏見無く楽しむことは人生を豊かにするにちがいない。
それにしても最近 私の身近で沖縄がらみのトピックが相次いでいる。
沖縄で挙式を計画する者、泡盛にはまり自宅が酒蔵と化している者、移住計画を密かに画策する者、銀座にある沖縄陶芸教室に通いだす者 琉大進学を目指す者 等々。
私の影響かな などと高飛車なことは言わない、沖縄にはそれだけ魅力があるのだ。