松風せんべい | |||
神田店の大迫さんが久しぶりに帰郷したら甥っ子の結納に鉢合わせしました、その席で配られる御目出たい伝統のお菓子が写真の松風せんべいです。 結納のゆいを表す結び目と紅たっぷりな色合いが異国情緒ですね。 沖縄の伝統と接するとき表面的に中国の影響を強く感じます、しかし面白いのは根柢の部分が強い大和文化で在る事です。 仮説ですが九州に本拠地を置いた倭寇系の人たちが琉球王朝開闢に関わりその後四百年以上にわたり中国と大和の狭間で永らえつつ、どちらかと言えば先進国であった中国の文化に憧れ積極的に取り入れてきた歴史が見えてきます。 現在の日本人がジーンズをはいてハンバーガーを食べているのと同じような文脈が当時の琉球に在ったという事です。 ![]() 2011−2−14 |
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