磁州窯

壷屋焼きの特徴である黒色の骨格陶土に白土を化粧がけし文様を掻き落とす技法は
もともと中国の磁州窯を習った物である。

                           壷屋焼       照屋 佳信 作 

磁州窯は中国、河北省磁県彭城鎮を中心とした華北最大の窯場ある。
唐時代末期より製陶が盛んになった、宋代から元代にかけ最盛期を迎え、今日まで続く中国古窯である。
素地が黒色であるために、白土を化粧掛けし、文様を施した後透明釉を掛ける。
骨格陶土の悪さを逆に利用し中国でも他に類のない独特な陶磁文化を開花させた。

       磁州窯 掻き落とし             磁州窯 鉄絵 

さて壷屋焼きで身近であり 歴史を探れば磁州窯に遡り中国四千年の歴史に遊ぶ事になる白土掛けの陶器、これの最新版を100円ショップで見付けました。?
これぞまさしく現代版 白土掛け鉄絵です(笑
磁州窯ではありませんが中国のどこかで造られておりMade in Chinaと書かれたシ−ルが眩しい、、、、