壹岐幸二 |
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沖縄の陶芸家、壹岐幸二さんの工房を訪れた。 壹岐さんは京都の出身だが沖縄県立芸大への進学を機に読谷村で沖縄の陶芸家としての活動を続けている、修業時代は県立芸大学長大嶺氏の弟子として薫陶を受けた。 そして大嶺学長の弟子に共通する哲学である琉球の古陶を範とする作陶を続けている。 壹岐さんは古陶の中でも湧田焼の美を至高の芸術と捉え作陶哲学の基本としている。 作品にはその哲学が色濃く反映されている事に氏の並々ならぬ才能を感じざるをえない。 定番の商品群と一品物の作品群との二つのラインを持つが、私はむしろ定番の普段使いの作品群の中に氏の芸術性が色濃く出ていると感じている。 碗などは湧田焼を基本としながらアバンギャルドな色使いと見込に意匠する目玉の様なデザインがファインアートしてしまう事に驚くのである。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 17世紀の湧田焼古陶を持つ壹岐氏 手前は湧田焼リスペクトの新作 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 2022−12−11 |
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