日本車
ジャガーは誰が見てもイギリス車と解るのだろうか。
メルセデスは誰が見てもドイツ車と解るのだろうか。
トヨタは誰が見ても日本車と解るのだろうか。
 第2次世界大戦後、我が国は、工業立国としてその地位を確固たるものにすべく、血の滲むような努力を続けて来た。1985年のプラザ合意までは、これらの努力は確実に実を結び、我国に経済大国としての自負とアイデンティティーを植え付けることに成功していたと言ってよいだろう。
プラザ合意における円高容認は、その後の製造業の海外流出の遠因となった。今日のデフレ経済の直接の原因と言ってもよいだろう。
自国による消費以前に輸出を大前提とした大量生産は、いくら自由競争・グローバル化の時代とは言っても、物事には限度があり他国をいら立たせたのに違いない。
グローバル経済において、一人勝ちはゆるされない事なのだろうか。
グローバル経済と言われるようになって久しい。グローバル経済とは何なのか?
トーマス・フリードマンは、自身の著の中で次の様に述べている。「グローバル化は、3つの民主化によって達成されたと」。