腕時計生産量
 日本時計協会による2000年の腕時計生産量が発表になった。
完成品は、前年比 13.8%増の9800万個。ムーブメントは、前年比 4.6%増の6億3千万個であったそうである。価格ベースでは、いずれも低下傾向が続いていて、依然として厳しい状況だそうである。腕時計の出荷平均単価は、1380円と前年比18%のマイナス。ムーブメントの出荷平均価格は、前年比8.6%マイナスの、128円である。
香港系企業が中国で生産した低価格品が市場を席巻している構図が見えてくる。
世界の腕時計平均価格をみると、高級ブランド時計ばかりがもてはやされている日本市場がいかに特殊であるかが解る。