中古時計
2001年の2月から、銀座レモン社で中古時計を扱う様になったらしい。
店員曰く「クラッシックカメラが好きな人は、古時計も好きな人ですよ」。
なんだか自分の事を言われている様で、気恥ずかしくなった。
ライカの並行輸入で名を馳せ、この世界の価格破壊でなじみの深いレモン社。
こんどは中古時計(ビンテージウオッチと言わないとおこられますか?)の世界に、新風をたたき起こすのだろう。
レモン社は、委託販売を得意としている。通常カメラなり時計を売ろうと思えば、店頭販売価格の50%程度の買い取り価格を覚悟しなければならない。これが一般的な質屋や、中古店での相場である。しかし委託販売であれば、世間相場の販売価格を店側と相談し決定。あとは15%の手数料をはらえばいい。つまり店頭販売価格の85%で売れるのである。
ただし売れなかった場合は、手数料のみを払うはめになり商品は返品される。
相場に通じていなければなかなかうまく行かないが、コレクターと言われる人達はこの程度の価格設定は出来る。しかもどうしても売り飛ばしたい場合は、あえて安く価格を設定するので、価格破壊の原因となる。軌道に乗る様だと、最近銀座のあちらこちらに見るローレックスのプレミアショップの、強敵となるのではないだろうか。