東京国際フォーラム 骨董市

東京国際フォーラムで第一第三日曜日に催されている大江戸骨董市です、娘に誘われて行きました。
(娘は鶴亀紋様の杯のコレクター)
実の所、私は神社の境内やこうした場所で開かれる骨董市に行った事が有りません、しかし今回結論を先に言えば「こんな楽しい所とは思わなかった」と言う様な体験になりました、これは癖になりそうです。
なぜ今まで骨董市に足を運ばなかったかと言えば偽物が多すぎるからです、その為友人の骨董商の言葉を借りれば「頭がおかしくなりそう」になるからです。
その友人の言う「頭がおかしくなりそう」とはどういう意味かと言いますと、金儲けの為だけに骨董の商売をすれば詐欺師になってしまう、そんなことは耐えられない、だから「頭がおかしくなりそうになる」と言うのです。
その対策の為にどうしているかと言えば友人は自分自身も特定のジャンルの一流の蒐集家になる事に情熱を傾けています、そこに生きがいを感じその道の権威になる事で精神を保っているのです。
私達も欲で動けば頭がおかしくなるとまでは言わなくても醜いコレクションをしてしまうでしょう、本当に良いと感じたものを素直に見つめれば美しいコレクションになるはずです。
人生もコレクションも美しくありたいものです。







































   2015-3-17