東博の日本陶器

写真は東京国立博物館本館一階に鎮座する日本陶器珠玉の逸品です。
例えば下の四枚の写真、柿右衛門にしてもただの柿右衛門じゃない、いわゆる初期の柿右衛門でそんじょそこらの物とは格違い!!
九谷焼にしても古九谷の逸品です。
でもなぜかよそよそしいんだよな~東博の古陶磁の展示は、良い悪いで言ったら間違いなく良い物でも無表情に見えてしまう。
結局東博は国の機関であってコレクターの顔が見えないと言う事なのでしょうか?そこにはこれらのコレクションの入手に関わったであろう有象無象の悲喜交々な人間ドラマが見えないのかな?
これに対して根津さんや出光さん、戸栗さん(これ以外にも有名な個人美術館は沢山有ります)のコレクション展示には人間味を感じるのです。
コレクションはコレクターの品格と共に在り、その人となりが見えないと無機質なのでしょうね、だって所詮物なのだから。

柿右衛門

柿右衛門

柿右衛門

古九谷



古九谷

京薩摩

   2016-2-3