常滑焼の三筋壺

毎週楽しみにしている番組、テレビ東京のお宝鑑定団を見ていたら、羨ましくなるような名品、中世の常滑壺が登場しました。
間違いのない風格を漂わせていて鑑定額も二百万円近い高額鑑定、今週も目の保養になりました、それにしても面白い番組ですね。
さて番組が終わりコーヒーなんぞを飲みながらアマゾンから今日届いた二十年前の古本の荷をときます。
古美術 緑青(ろくしょう)は骨董ファンが一目置く良書、パラパラとめくっていると、あらら、なんだか引っかかる画像が。
なんだろうとよくよく見れば常滑の三筋壺、「あれ!!!さっき見たやつだ!!」。
面白い事も有るもんですね、つい今しがたテレビに登場した壺が雑誌にも出ています、しかも二十年以上前の古本。
そういえば鑑定依頼者は二十年前位に買ったとの事、本当だとすればこの雑誌が発行された直後、何らかのつてで手に入れたか、あるいは元々この壺の所有者か。
どちらでもかまいません、同じ日に違うメディアで時空を超えて25年越しに出会った奇跡が面白かったのです。



2017年1月10日放送のお宝鑑定団 ↑
1992年発行の古美術 緑青 ↓



    2017-1-14