隅田川東岸の老舗 長命寺 桜餅 山本や


私が小学生の低学年だった頃、父親が御土産に御馳走してくれた事が長命寺の桜餅との出会いです。
その美味しさは私をして老舗の凄さを痛感した原体験、大げさでも何でもなく「老舗ってすごいな!!」と感動したものです。
桜餅に付属する栞には以下の通りお店の歴史が紹介されています。
「当店の桜もちは「長命寺桜もち」として、古来より皆様のご愛顧をいただいております。桜もちの由来は、当店の創業者山本新六が享保二年(一七一七年、大岡越前守忠相が町奉行になった年)に土手の桜の葉を樽の中に塩漬けにして試みに桜もちというものを考案し、向島の名跡・長命寺の門前にて売り始めました。
その頃より桜の名所でありました隅田堤(墨堤通り)は花見時には多くの人々が集い桜もちが大いに喜ばれました。
これが江戸に於ける桜もちの始まりでございます。 」











   2015-1-16