水中考古学


10年ほど前はよく見かけた粗削りな黒釉の天目碗(南宋12世紀~13世紀)です。
馴染みの古物商から一つ一万円で譲ってもらいました。
これは、もしかしたら1990年から1994年にかけて正式な水中考古学調査が行われ、大量に見つかった連江定海沈没船がらみの物かもしれないと思っています。
定海海域の漁師は以前から海上がりの陶磁器が高く売れることを知っていて人知れず古物商に流していた可能性が否定できないからです。








東アジアの海とシルクロードの拠点 福建
明治大学博物館資料 2008年





     2020-4-21