菅沼清峯堂

清水三年坂の途中に菅沼清峯堂はあります。
京焼を得意とする骨董商で気の利いたぐい呑みが多くあり気に入りました。
前回のエッセイで明治の超絶技巧の話になりましたが、この明治の職人に鍛えられた昭和の職人が残した超絶技巧を紹介します。
写真のぐい呑み手書きなんですよ、合計三個土産にしましたが、よくよく比較しなければプリントに見えるぐらい絵にばらつきが無く昭和の超絶技巧と言って差し支えない出来です。
昭和時代の九谷焼き赤絵などにも同じレベルの物が有りますが、いずれも昭和物と言う事で数千円単位で手に入ります。
骨董と呼べるほどには古くない訳ですが物の持つ力は大きくてお買い得感が有り普段使いには洒落た世界です。















   2014−9−8