末広酒造のクラシックカメラギャラリー

2013年4月21日、季節外れの大雪が東北地方を襲いました、なんでも仙台ではこの時期の積雪としては77年ぶりの大雪だそうで盛んにテレビで報道されていました。
ここ会津も例外なく積雪に見舞われバスのドライバーも先日スノータイヤを外したばかりと後悔しきりです。
何とか無事に帰郷したものの旅の行程はめちゃくちゃでメインの鶴ヶ城見学も車窓からの眺めですませました。
花見と雪見が同時に出来て良かったとの声も上がりましたが、これは究極の負け惜しみ、真っ白に雪化粧の木立はどれが桜だか解りませんでした。
とにかく後々まで語り草の楽しい旅となりました。
鶴ヶ城をスルーして向かった先は地元の酒蔵末広酒造、先日の宴会では大変お世話になったなかなかに美味しい酒です。
この手の旅にしては珍しく直売場で皆さん大量購入していましたから相当に美味しい酒である証拠です。
そして此処の酒蔵で更に面白かったのが先代の杜氏が蒐集したクラシックカメラのギャラリーが有る事。
クラシックカメラに一言ある私としては大いに張り切る所で、バッタバッタと切りまくってやろうと腕が鳴ります。
結論を言えば拍子抜けするぐらい筋の良いコレクションでした。
それ程希少性の高い物は無いのですが、どれもわが目を疑うミント(新品同様)状態、蒐集家の品性の高さと妥協を許さない忍耐強さが垣間見れます。
私はこのコレクションを見て末広酒造の酒が銘酒である事を確信しました、こうしたコレクションをする人が造った酒なら美味いはずです。



77年ぶりの大雪



鶴ヶ城



末廣酒造
江戸年間の嘉永三年(1850)の創業。以来150年以上に及ぶ長きにわたって鬼瓦に守られている嘉永蔵には、酒の神様が棲み、会津杜氏の匠、蔵人の情熱が息づいている。



末廣クラシックカメラ博物館



      2013−4−30