初期の青磁


昨年の夏、東博で催された「三国志展」で紹介された初期の青磁です。
完璧の域に達した北宋時代の青磁、雨過天晴には程遠いのですが、一応青磁の完成期と言われています。
器の形がその後の焼き物と違い実用品と言うよりは副葬品です。
それ程までに貴重であった焼き物ですが、青銅器の形を写している以上、青銅程は貴重ではなかった、したがって埋葬できた、そう言う事なのだと思います。













     2020-4-25