青龍窯

人間はどうしてもブランドに惑わされてしまって、正常な判断が出来ていないと感じる時があります。
現代陶芸の場合は作家名がそのままブランドといえますが、大家と言えども駄作、失敗作は有るもので、それでも無条件に有難がる事はブランドに惑わされていると言えると思います。
例えば素晴らしい作品が多い魯山人、同じくらいの量で駄作も多いのが魯山人、皆さんは無条件に魯山人だから有難がってはいませんか?
さて地方のお土産にも「えっ!!」と感じる良い物がたまに有ります。
ネット社会がその存在を現地に赴かなくても教えてくれる便利な世の中になりました。
写真の青龍窯の白濁釉、残雪は一流美術商に有っても遜色なし、少し古い物ですが素晴らしい作品と思いました。
ヤクオフで誰とも競う事無く数千円で落札、ネット社会は楽しい!!





      2017-11-28