益子探訪 西明寺 |
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関東の焼き物の里として有名な栃木県益子町、この地に室町時代からの古刹があります。 観光地化されていない閑静な佇まいに自然の霊性なるものを感じながらのお参りとなりました加えて朝日に映える紅葉の季節は実りの秋でもあり楽しみが倍増いたします。 西明寺に関する解説は益子町観光協会HPよりの転載 西明寺本堂 県指定文化財 (昭和37年1月9日) 所在地/益子町益子4469 所有者/西明寺 益子勝直によって開扉供養が行われ、元禄14年(1701)大改修で現在の形成 になった。柱は円柱で内法貫と頭貫をめぐらし隅柱外方には唐獅子彫刻を取り付け、 中備の蟇股は十二支が刻まれている。内部は中三間が蔀戸、他は引き違い板戸で 内外陣に分れ外陣天井は鏡天井で龍の墨絵が描かれている。内陣は格天井で人物花鳥等が描かれ単彩が施されている。内外陣の欄間は天女奏楽、鶴と仙人、浮舟上の仙人などの彩色彫刻がある。 西明寺楼門 国指定文化財 (昭和25年8月29日) 所在地/益子町益子4469 所有者/西明寺 基礎を設け柱は三十二角造り。左右の側室は前後に区切られ、前室に金剛像・仁王像を安置している。背面腰組下蟇股は形態珍奇、彫刻手法、細部模様絵など精美である。柱間を飾る中備(箕束)、匂欄出組の唐様斗拱、頭貫木端の繰形彫刻は特徴のある渦形文様で室町時代の特徴をよく表している。 西明寺三重塔 国指定文化財 (昭和25年8月29日) 所在地/益子町益子4469 所有者/西明寺 高館城主益子家宗の建立で、三層とも柱間が三間、初層間に・二層は和様尾垂木、三層は唐様、軒廻りは初層繁垂木、二・三層扇垂木、隅木は初層のみ和様、他は唐様、木割等の手法は優美でそれぞれの建築様式の特徴をよく表している。屋根は軒の出が深く、勾配や反りもきついがバランスのとれた安定したものである。相輪の材質は青銅で九輪の水煙が雲形の連続模様で、伏鉢に「天文七歳二月吉日」の銘がある。関東甲信越四古塔 ひとつである。 西明寺オリジナルの益子焼 2008−11−23 |
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