ペイントをしない

 100円ショップ キャンドゥーで売られている1ダース100円の鉛筆は、その表面にペンキ塗りの処理がなされていない。メーカー名や芯の固さ表示も無く、木を丸く削り出してそのままなのである。
 もちろん1ダース100円で売るための工夫であり、企業努力の一例である。同じ100円で売られる中国製品は黄色にペイントされ頭に消しゴムまで付いている点を考えると、どうやらこのキャンドゥー取扱い品は日本製である。品質も一般に文具店で売られる物と同等である。
 くどい様だが、唯一違うのがペイントされているかされていないか。これだけでこれだけの価格差となって登場する。