のぼうの城

映画「のぼうの城」が案外面白かったので休日に行田の忍城に小旅行です。
忍城は明治維新後跡形も無く解体されていますが跡地に行田郷土博物館があるので博物館建設当時考古学的な発掘調査が行われたはずで中世、戦国時代の遺物が発掘展示されているのでなないかとの期待が膨らみます。
結論から言えば中世の遺物はどこもそうなんですが、おいそれとはないですよね、徳川時代の忍城の資料は充実しているのですが。
そんな中、写真1から3は戦国時代の遺物でまさに映画の時代設定の頃の物、とくに安南(ベトナム)の土瓶は驚きます、成田氏を含む関東圏すなわち北条氏政権の関西勢力とは違ったルートの国際貿易の可能性が垣間見れますね。
写真4は徳川時代の物で何にでも葵の御紋を付けて権威付けする周到さを此処でも見ることができました。











写真1

写真2

写真3

写真4

気の利いた御土産は忍城天然杉サンダル、素足に優しい履き心地に感心しました、ここ行田は昔から足袋製造で有名な所、ここの足袋メーカーが世に問う新製品で力の入った逸品です。



 2013−8−5