南湖

土曜会旅行最後の報告は南湖です。
白河藩の銘君、松平定信が江戸城における老中職を解任されたのち故郷に帰り作った日本で最初の庶民に開かれた公園との事です。
天明の大飢饉のおり一人の餓死者も出さなかった白河藩の松平定信はその力量を買はれ田沼意次の後の老中職につき大いに手腕をふるいました。
しかしその実力上か時の将軍との確執が生まれ解任後に白河城に戻りました。
志半ばの解任劇はさぞかし断腸の思いであったと推察されます、その怨念かあるいはたんに天気のせいでしょうか暗く沈んだ情景は松平定信その人を見る思いです。











      2013−5−30