なんでも無料鑑定会

こんな新聞折り込みチラシが入っていました、中国切手 中国骨董などが赤字で強調されている所など時勢を反映しているので紹介したくなりました。
現在の中国は裕福層が育ち骨董、古美術が高騰しています、そんな状況から最近は日本の骨董街に中国人バイヤーが買い付けに来るほどで今や中国骨董は日本より中国の方が高いのです。
そんな訳でこんなチラシをまくバイヤーは東京下町に埋もれるお宝を探しているのでしょう、当れば一攫千金です。
一方中国本土では古陵の盗掘集団が暗躍していて、ほとんどの御墓が盗掘にあい中は空っぽ状態、御墓以外にも古窯跡など地層がひっくり返っている状態なのだそうです。
こんな骨董バブルの中、我国には中国人の嗜好に合わない骨董品(侘び寂びの世界の物)が中国文化の世界一の理解者集団である日本の市場に流れていて宋代の茶碗なんか意外と簡単に入手できるのです。
五万円程で宋代の文人文化に触れる事が安いのか高いのか解りませんが、骨董はいくら勉強しても買わなければ本当には解らない世界、骨董を通して悠久の旅に出るのも一興です。

   2016-2-13