中川流域の酒造り

野田の醤油や銚子の醤油、流山の味醂などを取り上げて河川流域の伝統産業について紙面を割いてきましたが、淡平本社工場に隣接する中川流域にも酒造りが有った事を葛飾区郷土と天文の博物館で知りました。
うっかりしていましたが江戸の昔には当然ありえたことで地方の話ではなかったようです。
江戸川や中川流域の醸造業は江戸の味を支える重要な産業だったのでしょうね。
もちろん過去形ではない今も元気な企業は沢山あります。
ところで地元有志で4月に吉川の川魚料理を食べに行くのですが、中川沿いの吉川は江戸時代より続く料亭の名店が多いようです、これは河川を使った廻船業による町の繁栄と醸造業による町の隆盛を偲ばせるものなのだと思います。

   2016-2-18