息子
息子の影響力はすごいものだ。
中国製の安物一眼レフを面白がって使っていたら、「オモチャみたいだ。」
と一笑に付されて、いっぺんに使う気がしなくなってしまった。
15才の息子でさえ、軽蔑するような物はよほどどうしようもない物なのだろう。
年端がゆからぬからこそ、余計な思い込みがなく、時として本質を見抜く。
私は素直に生きることを信条としているから、息子の意見でも”そうだ!”
と思えば聞き入れる。
このカメラはオモチャ箱行きにして、長年愛用のカメラに戻った。