町田焼

竜神大吊橋の袂に町営の御土産屋さんがありました、何処の観光地にも有る例のあの感じな売店な訳で期待薄ですが意外にも少し面白い物が有りました。
その名は町田焼、歴史と由緒が有る様でウィキペディアによれば以下の通りです。
「町田宿中通りの太田警察署町田駐在所の北側には、東に入る市道があります。町田焼窯跡は、その市道を300mほど進んだ先に残っています。町田焼は第九代水戸藩主・徳川斉昭が産業振興の一環として押し進めた製陶事業により、領内の「偕楽焼」や現在の栃木県馬頭町の「小砂焼」などとともに設けられた窯でしたが、天保の改革による藩財政の都合などにより思うように進まず、明治元(1868)年頃に廃窯となってしまいました。しかし、今も残る町田焼の名と窯場跡は、往時の様子を思い起こさせてくれます。なお、近年では、地元町田町住民の呼びかけにより、窯跡の発掘調査や町田焼の復興が進められています」 とのこと。
九代水戸藩主・徳川斉昭の御庭焼、御殿様の茶道趣味と言う事です。
だからと言う訳でもないのでしょうが今回の復刻町田焼湯飲み、技術の未熟な手捻りの作ですが口当たりが茶道の茶碗そのもので大変口当たりが良く気持ちのいい物です、なかなかの名品ですよ。
それにしても日本は焼き物が盛んです、何処の地域に行っても必ず御当地の焼き物が有ります。
当分は楽しませてもらえそうな焼き物の世界。





   2015-7-13