斑唐津(まだらがらつ)とは16世紀後半に製作された唐津焼の一種で白濁した藁灰釉(わらばいゆう)を用いた焼き物です。 藁灰釉の表面に斑状の窯変が現れることから斑唐津と呼ばれます。 斑唐津の特徴は白濁する釉薬と窯変と土味でしょう、酒を注げば見込に美しく、茶の湯に使えば深い緑は枯れた地肌によく合います。 斑唐津の本物は大変に数が少なく貴重です。 2017-8-13