京都紀行6 佐川美術館

京都に修行に出ている長男の陣中見舞いに家族全員で出かけた。
図らずも遠出の四人旅は数年振りである。
子供達も大学生になり社会人になれば親との旅行も敬遠するようになる、寂しい思いであったがこれからはまた別の形でこうした事も多くなるだろう。
幾つかの御挨拶を済ませた後は完全観光モード。  2011−9−19

陣中見舞いに訪れた家族に息子が感謝をこめて観光案内に勤めてくれた場所がここ佐川美術館、琵琶湖の畔である。
さすが6代目、見立てが良いわと内心の親馬鹿を悟られないように厳重注意の旅でした。
佐川美術館は15代楽吉左衛門のコレクションが充実していて楽美術館なる専門建屋を建造、15代楽のサポーターとして大きな力になっている。
歴代吉左衛門の中でも三本の指に入ろうかと言われる15代楽の専門美術館は全国に此処だけで佐川美術館の見立ての良さを反映すと同時に15代楽の名声を永遠に保障するものと思われる。
楽以外にも平山郁夫先生の作品が充実していて近代日本美術の双璧が鎮座する魅力的な美術館となっている。









湖面に浮かぶ茶室は15代楽吉左衛門の設計による 
葦の水辺は琵琶湖の湖畔をイメージした











      2011−12−11