京都紀行4   上賀茂神社

京都に修行に出ている長男の陣中見舞いに家族全員で出かけた。
図らずも遠出の四人旅は数年振りである。
子供達も大学生になり社会人になれば親との旅行も敬遠するようになる、寂しい思いであったがこれからはまた別の形でこうした事も多くなるだろう。
幾つかの御挨拶を済ませた後は完全観光モード。  2011−9−18

京都は水の豊かなところである。
町に樹木が多いばかりでなく、あちらこちらに井戸があり意外な所に小川のせせらぎが有る。
御濠には豊かに水が張り神社の傍らに池がある。
鴨川の川床に見るように豊かな水は京都の食文化にも大きな影響を与えている、高品質な涌水は上品な出汁には無くてはならないものだ、また南禅寺の豆腐なども豊富な水なくして成り立たない。
実際の湿度とは無関係に東京は乾いた街だ、しかし京都にそのような荒涼としたイメージは無い。
事実京都盆地の地下には満々と水が蓄積されていてその水量は琵琶湖の水量に匹敵するのだそうだ。
京の町は巨大な湖に浮いているのである。

上賀茂神社の境内を流れる紫式部ゆかりの優雅な小川を紹介します。

























      2011−11−15