古瀬戸の狛犬

先日娘とドライブに出かけて千葉県の香取神宮に行きました、相変わらずのドライブテクニック向上の旅です。
香取神宮参拝の後宝物館を拝見しました。
ここで拝見したのが写真の古瀬戸の狛犬です。

古瀬戸とは鎌倉時代から室町時代にかけて作られた瀬戸焼の事で桃山時代以後の瀬戸焼とは区別して認識されています、名品が多く瓶や壷、狛犬などが有名です。
香取神宮の狛犬も典型的な古瀬戸で楽しく鑑賞できる物です。
同時に前に見た様なデジャブにも襲われました、香取神宮に参拝するのは初めてなのでそんな筈はなくモヤモヤ感が残ります。
家に帰りデジャブの原因を突き止めました、根津美術館所蔵の古瀬戸狛犬に瓜二つなのです、同じ作行きで同じ時代の同じ工房の作ということになります。
同時になんとなく双方には違う時代の空気も感じます、古美術は考古学は奥が深くて面白いですね。

    根津美術館蔵 古瀬戸狛犬 
      2012−7−9