菊正宗記念館に展示される数々の逸品の中でも珠玉なのが柿右衛門徳利に入った年代物の日本酒である。
一流品同士のコラボレ−ションは菊正宗の酒造りの姿勢を良く顕すのもであり
長い歴史と本物志向を今日に伝えている。
お宝鑑定団に出したら いったい幾らの値がつくのでしょうか。

以下は菊正宗HPより

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「本嘉納正宗」のラベルは明治時代輸出用に陶磁器製瓶が採用されたとき使用したデザインを基調に、表示文言を一部修正し、復刻しました。
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明治19年壜詰酒
(創始時代の輸出酒)
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本嘉納正宗
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天保13年、本嘉納商店使用
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天保年代、喜田川守貞の書
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嘉永年間、本嘉納商店使用
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明治19年、菊正宗
最初の登録商標
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明治19年瓶詰酒創始時代の輸出用ラベル
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明治19年の大蔵省印刷局製のラベル
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明治の「商標条令」が発布されたときに登録された商標の中に、「正宗」がないのに気付かれたでしょうか。本嘉納商店としては、当然、「正宗」を申請しました。ところが不許可となったのです。つまり、他にも「正宗」申請をしたものがあったということです。ところで、なぜ酒は正宗なのでしょうか。臨済正宗の読みが清酒に似ていることから語呂合わせしたという説や、中国の仏教の書物から採ったという説もあります。そして何よりも、天保時代に、江戸で正宗と印した酒が大変よく売れたので、正宗印の酒が氾濫し、「酒は正宗」という言葉さえ生まれたと言いますから、さぞかし多くの商標申請があったのではないかと推測される話です。申請が通
らなかったのは、本嘉納商店としては大弱りです。当主秋香翁は日夜頭を悩ませました。あるとき、ふと庭に咲く一輪の白菊を見て、はたとひらめきます。「菊だ、菊だ」と大喜びして正宗に菊の字を冠したといわれています。明治19年、『菊正宗』が登録商標されました。
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お酒は20歳になってから。 お酒はおいしく適量を。
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