研究室
大学で行われている様々な研究ははたして時代にマッチしているのだろうか?
△○×大学において、生産管理技術の研究をしておられる、×○研究室のホームページをのぞいてみた。例えば、研究テーマに次の様なものがある。「リーン/アシャイル」生産(日本の生産管理技術の発展型)これは、日本の製造業の強みを調査分析したマサチューセッツ工科大学グループの研究成果(1990年頃)に端を発した研究分野で・・・・・・・。」と記載されている。
これはまぎれもなく1980年代、日本の製造業が世界最強を誇った頃の調査を1990年頃に論文とした研究結果だろう。
こんな太古の”昔はよかったな〜”的な老人の昔話など、今更研究してどうしようと言うのだろう。
温故知新、まったくムダとは言わないが。

日本の2大私学の1つと言われる△×○大でさえこのていらくである。他の大学など、おして知るべしである。
IT技術
グローバル化
デジタル化
中国の台頭    などなど
2000年前後から、あきらかに環境が激変していると言うのに。

「ジャパン、アズ、ナンバーワン」を著した、ヴォーゲル博士が相変わらず大好きな日本人と日本の大学ですから、しかたないですけど。