葛西城出土の明末染付


葛飾区郷土と天文の博物館に展示される葛西城出土の明末染付です。
(人気の古染付に近い物ですが厳密には古染付の分類ではありません)
明末民窯の雑器を桃山時代の数寄者は茶道具に見立てて高い評価を与えましたが、日本文化独特のもので世界標準とは言えません。
したがって中国や東南アジアで今でも多く出土して骨董市などでも散見される物です。
しかし人気が有るがゆえに贋物も多く出回っています。
コレクションするには本物をじっくりと見ておくことが大切ですが、葛西城出土の明末染付は最適です。
掘り出した当事者が学芸員として常駐しております質問などあれば喜んで対応してくれます。








骨董市で見かける明末清初清末の染付





    2021ー11−4