かっぱ橋道具街

仕事柄かっぱ橋道具街は長年便利に使わせて頂いておりますが、先日久しぶりに赴いたところすっかり町の風情が違っている事に気付きました。
業者向けの問屋機能は今でも健在ですが一方で外国人観光客の日本土産の売り場と化している店のなんと多い事でしょうか。
中国の人向けなのでしょうか、日本人ならまず買う事のないキンキラの丼鉢とか金襴手の伊万里焼なんぞが大充実。
これはこれで面白い!今度ゆっくり散策してみようと思います。
ところで何故この地をかっぱ橋と言うのか、つねづね疑問に思っていましたが、かっぱ橋商店街組合HPの説明によると次の様な理由だそうです。
「名前の由来には2つの説があります。1つめは、金竜小学校跡地辺りにその昔伊予新谷の城主の下屋敷があり、小身の侍や足軽が内職で作った雨合羽を、天気の良い日に近くの橋にズラリと干していたという、「雨合羽」説。
もう1つは、お待ちかね「河童」説。曹源寺通称”かっぱ寺”に墓所がある合羽屋喜八のお話しです。今から約180年前の文化年間、合羽川太郎(本名合羽屋喜八)は、この辺りの水はけが悪く少しの雨ですぐ洪水になってしまうのを見かね、私財を投げ出して掘割工事を始めました。なかなか捗らない工事の様子を見ていた隅田川の河童達は、川太郎の善行に感動して夜な夜な工事を手伝ったそうです。そして、なぜか河童を見た人は運が開け、商売も繁盛したといいます」






























2016-4-5