漢緑釉の小壺

年に一度の年明けに後漢時代の中国製緑釉壺が我家に舞い込むようです。
高額な青銅器の副葬品に代わり陶器で青銅器を模した代替え品な訳ですが、写真は二千年前の物にも関わらず大変綺麗に緑釉が残っている珍しい物です。
経年劣化である銀化を楽しむ事が日本の数寄者の文化ですが、こうした美品を見ると、これはこれで楽しい事が判ります。
古美術店で四万円でした。
一年前にも同じような事を述べましたが四万円を二千年で割ると年二百円なわけで誠にリーズナブルな事でございます(笑)







2025ー1−31

後漢時代の中国製緑釉の壺です。
高額な青銅器の副葬品に代わり陶器で青銅器を模した代替え品になります。
青銅器の形を忠実に写している為、金属器特有のシャープな形がそのまま再現されている銘品と言えるでしょう。
壺なる物は縄文の昔から今日に至るまで一万年以上連綿と作られている訳ですが漢の時代の壺が最も美しい形をしています。
後漢と言えば2000年前、日本では卑弥呼の時代ですから、この時期これほどの文物を作りえた中華文明の底力を見る思いがします。
漢の緑釉壺は高さ40センチ以上の物が多く写真の様な高さ15センチの小壺は比較的珍しいと言えます。
野の花を一輪投げ込めば日本の床の間にも馴染むサイズで使い勝手が良いかと思います。
価格は4万円、ちょっと意味のない計算をしてみましょう。
40000円÷2000年=200円という事でお安いのでは(笑











    2024ー2−15