罐(かん)


日本人の感覚なら壺で良いのでしょうが罐という事です。
どうやら蓋が出来て、その蓋を固定できる壺が罐という事の様です。
国語辞典を調べれば罐は「ブリキ製の容器」とありますから現代の罐の御先祖様は焼物で出来ていたという事になります。

2019年の三国志展でお披露目されましたが日本人好みの産品が多い事に驚きました。
後に遣唐使、遣隋使が有るとはいえ日本文明の源泉は三国時代の中国に求めることが出来そうです。
正座をして膳で食事をし生魚を食するなど今の日本文化に通ずることが多いのです。
更に驚くことに和服の事を呉服とも言うでしょ、悠久の歴史の記憶が現在の日常にも存在しているのです。







      2021-5-3