雷門 三定

今回の老舗探訪は天麩羅の雷門 三定。
三定は天麩羅屋として最も長い歴史を持つ、初代は天保8年(1837年)人形町の自宅前で屋台の天麩羅屋を始めた、当時は江戸前の魚介類が日本橋に水揚げされたから近場の人形町は新鮮で美味しい天麩羅の提供が可能となる、その美味しさは話題を呼んだことだろう。
明治の初めころ雷門に移転したとのこと、創業の天保8年には雷門は現在の様なにぎわいが無いだろうから人形町の自宅前創業に信憑性が有るし事業拡大の為、明治時代の浅草に本店開店は時代の潮流であったと思われる。
味は古典的な江戸前を思わせて今流行の味付けでない三定ならではの境地である。







      2012−4−12