JUNK SHOW

九月に科学博物館でJUNK SHOWなるアメリカの古物を主に扱う骨董市が催されていました。
写真をご覧いただきたいのですが骨董というには若すぎるものばかりで、それが為かJUNK SHOWなる造語が適用されているようです。
骨董とかアンティークと言われる物は100年以上前に作られた古物に適用される言葉で、それより若いものはビンテージと言います。
ビンテージ誕生の経緯は日本がバブル期に世界中のアンティークを買いあさったために市場にアンティークが少なくなってしまい、新しいジャンルを創設せざる負えない骨董業界が百年以下の物にも価値を創造し扱うようになったために必要になったジャンルの名称です。
ビンテージは造語のように書きましたが、昔から古くて良いワインに適用されていた言葉です。
古くて良いワインは愛好家も多く価値の高いものですが流石にアンティークなどの芸術品と同じジャンルと言う訳にもいかずビンテージなる言葉が使われたようです。
ここに目を付けた骨董業界はワイン以外の物でもアンティークまではいかないけれど古くて良いものをビンテージと言うようになったのです。
さてジャンクショウのジャンクですが本来はがらくたと言う意味、しかし今回の場合ははビンテージよりも更に若い世代の良い物がジャンクと言う事でいいのでしょうか?



























   2016-9-9