耳盃


三国時代の盃です。
今の物とは随分違うデザインなのですが漢代の流行と言えます。
その後の時代の洒脱な盃とは趣が異なる訳ですが殷王朝とか秦、前漢の青銅器文化の影響を感じます。
写真は副葬品で素焼きの陶器ですが、普段使いの実用品は漆器で濃厚な文様が施されていたと想像します。





      2021-5-6