JAGUAR E-type


15年前まで地域の子供会をお手伝いしていました、苦労も多かったのですが当時得た多くの人脈は今の私の大切な財産になっています。
子供会は卒業しましたが今でも地域の町会活動には関わっていて重要な仲間達です。
私の前任の子供会会長が大変な車マニアで当時も新車のジャガーを寵愛していました、そして趣味の世界はどのジャンルも行きつく処は古い物になる様です、と言うのが今回のお話です。
今時の最新型の製品を手に入れようと思えば現在と言う名の三次元空間を彷徨う事になるのですが、趣味を極める者は(美術品もワインだって同じ事)すなわち数寄者は良い物を過去に遡って探す事になる四次元空間の迷い人、そうです「時をかけるおじさん」と化すのです。
さて前任の会長さんは何処に行きついたかと言えば写真を御覧の通りJAGUAR E-typeと言う訳です。
完全レストアー済の新品同様、本来なら朽ちている物が専門業者によって新品となって今に在る(実際入手不可能な部品は新しく作って再生した物です)これはもう文化と言って良い創造的行為なのです。
でもね気を付けてください美術品でこれをやったら贋物になります、でも機械物はOK、いやむしろこうすべきなのです。
今でも飛行できるゼロ戦を考えればその実在がいかに意味のある事か解ると思います。









   2015-7-29