箱根彫刻の森美術館

箱根と言えばもう一つの有名どころに箱根彫刻の森美術館があります。
箱根彫刻の森美術館は関東地方ではやけに有名なんです、知らない人はほとんどいないのではないでしょうか、いやいやもしかしたら全国的に有名なのかも知れません。
その割には行った事のある人が少ない珍しい場所、メディアに露出するせいで有名なのかもしれませんね。
いずれにせよ近くまで来ているのだから寄ってみようと言う事で更なる道草と相成りました。
入場して、あまりにも印象的で忘れられないのが写真下の彫刻。
地面にめり込む男性像で、なんでも重力を表現しているんだそうです、言い換えれば質量を可視化している訳だ!!
なんだか頭を抱えてしまいますが「人間いつも何かに束縛されているんだよ」みたいなところでしょうか。
たしかにそうですよね、世のしがらみを全て断ち切って仙人みたいな生活をしていても重力の影響からは逃れる事はできませんものね。
いやいやまてよ中国の古い絵に在る仙人像は空を飛んでいるか!!
なるほど悟りを開いて全てから自由になると言う事は重力からも解放されて空を飛べると言う事なんだ!!
しかしほとんどの人は人生の末期に到るまで、意識が無く寝たきりでも死の直前まで重力に束縛されていますよね。
ところで霊魂などと言われる物が有ったとして、この霊魂は重力の影響を受けているのでしょうか、、、、?
例のヒッグス粒子の影響は?質量はあるの、、、?
なんだか色々な事が頭をよぎりましたぞ、これは芸術だな!!

地面にめり込む男性像  (一トン以上有るらしいです)



箱根彫刻の森美術館入口



箱根の山に溶け込む

スタジオジブリの世界





      2012−12−7