日はまた昇る

日本映画”日はまた昇る”はなかなか面白い。 日本初のデファクトスタンダード、VHSの開発物語である。 元ネタはNHKの人気番組プロジェクトXのVHS開発物語にありそうだ。 今日、レンタルビデオ店にて、映画とプロジェクトXの両方をかりて 同時に楽しむことにした。 さてどちらを先に観るかおおいに迷うところである。 私たちはプロジェクトXを先に観る事にした。 映画は脚色の多い事だろう、とりあえず史実を先に頭に入れて おいた方が良いと思ったのである。 （プロジェクトXが史実に則っているかどうか大きな疑問ですが。） 次に日はまた昇るを観ました。なかなか泣ける映画です。 一生懸命は人の心を打ちますよね。それ以上に映画としての 完成度にも関心しました。 日本映画にはめずらしくあまりケチをつける点がありません。 更に言えば、この映画は日本でなければ作る事が出来なかったでしょう。 ロケは一部日本ビクターで行われています。 社員のエキストラ出演や本当の開発室を使ったロケのある種、 雑然とした雰囲気はセットを越えた本物の説得力が有ります。 私は東芝のVCR工場に出入りした経験が有ります。 工場の開発室はまさにこの映画の通りと断言いたします。 さてラストシーンです。 史実 と映画では大きな差があります。 皆様はどちらが好きでしょうか？