銀閣寺

小学3年生の時に父親と来て以来の銀閣寺です、変わらぬ佇まいに不思議な気持ちになりました。
遠い記憶と現在の風景が一体化している不思議、変化することが当たり前の世界の住人がデジャブのような現実に翻弄されます。
此処にいる全ての生き物が銀閣寺建立当時はいなかった訳で、にもかかわらずこの共有感は何なのでしょう?
足利義政は五百年後に浴衣の女の子が銀閣の前で写真を撮る事を予言していたように思えてなりません。
  「時空を超えて日本文化と共に」
長い人類の歴史から見れば個人の一生など取るに足らない瞬間だが藝術は永遠です。









   2014−9−16